member…4年1人、3年4人、2年2人、1年2人(合計9人)
text…栗山
・出発の日
時は2019年9月5日夜陰、我々立教大学釣部は、竹芝のフェリー乗り場に集まった。
つい2、3日前に小笠原近海で台風が発生し、中止にする案もあったが、少しでも釣りができる可能性があるなら行きたい(諸事情もあり)、「強制決行」という結論に至った。
フェリー名物の夜景を堪能した後、夏休みの釣果を報告しあったり、いつも通りバカトークをしたり…。到着は朝の5時とのことで、早めに就寝。
この時まだ、地獄を見ることになるとは、我々は知る由もなかった。
・到着、そして釣行開始
空がまだ暗い中、フェリーは三宅島に接岸した。宿に到着し、早速釣り場へ向かうことに。ちなみに工場長はよくわからないが、グロッキーになってて宿で休んでました。
朝の釣り場に選んだのは、伊ケ谷港。足元には魚…ではなくウミガメが優雅に泳いでいた。僕はとりあえず魚が見たい…ってことでブラクリにオキアミをつけてヘチ際に落とした。
他のメンバーは青物狙いでジグを投げ、初心者はウキで足元にいるトロピカルフィッシュを…それぞれ思い思いのスタイルでターゲットを狙います。
開始から数分、三宅島1stフィッシュは僕の竿に…
ヘチ際にいたアオヤガラ!(後ろの景色、びゅーりふぉーでございます)
ちなみにただ重いだけで全く引きませんでした。
初心者組もオヤビッチャなどを順調にキャッチしていたが、日が上がるにつれエサ取りが多くなってきたため、ほぼ全員がルアーを投げることになった。
おかしい…三宅島は青物パラダイスと聞いたが…
そのころ我らが三枝氏はというと…
サイズはベイビーではあるがナンヨウカイワリ、さらにカンパチまで…。
どうやら青物はタイミングが肝になるようだ。
それならば、タイミングが来るまでルアーを投げ続けるのみ…!(スポウェル脳)
ちなみに投げてるのはミノー。久々にミノーで釣りてえ…
そしてついに、その「タイミング」が訪れる。「きたっ!」堤防の先端で黙々と青物を狙っていた坂口さんにヒット!
更に中村さんの竿にも!
3年生コンビのダブルヒット~!お見事!ちなみにヒットルアーは2人ともブレード系でした。
実は僕もこの時手前でカンパチ2匹がミノーをチェイスするのが見えたが、あと一歩のところで見切られてしまった…。
その後反応が悪くなったので午前の部終了。宿で小休憩をとって、午後の部はバスが無限に釣れると噂の野池へ。
結論から言うと、野池は「虚無」でした。
仕方なく夕マズメ狙いで三池港へ。しかしそこでも「虚無」でした。
釣れたのはダツとエビスダイのみ…。どうしちまったんだ…。
その後夕飯を挟んで夜の部に行くもそこでも撃沈…。唯一釣れたヤツでまともだったのはブラクリで上げたベイビーアカハタぐらい…。
ただひとつ言わせてください。夜の三宅島は、星がめちゃめちゃきれいでした。
というわけで絶望で締めた合宿2日目終了。
しかし、本当の地獄はここからだった。